メトロアドエージェンシーのマーケティング部は3月31日、若者たちを対象とした「SNSの利用実態調査」の結果を発表した。アンケートに回答したのは、1996年以降に生まれた東京都在住の若年層500人。生まれた時からインターネットが当たり前の世界で育った、「Z世代」と呼ばれる若者たちだ。
まずはじめに、各SNSのアカウント所有率を比較。LINE、Twitter、YouTube、Instagramの上位4つが、他のSNSを大きく引き離す結果となった(図1)。
特にLINEは、所有率が9割越え。Z世代にとっては、なくてはならないツールになっていると言えるだろう。さらに、Twitterは約9割、Instagramも約8割と高い数値を記録し、SNSがいかにZ世代にとって身近な存在かが分かる結果となった。
一方で、次点となるTikTok とFacebookは、約3割の保有率に留まった。若者に人気と言われているTikTokと、ユーザーの年齢層が比較的高い印象のあるFacebookが拮抗したのは、意外な結果と言える。