SNSと屋外広告を連動させた「ポイ捨て防止プロジェクト」を実施。一般から投稿者募る、コソド

よりマナー良く、心地良い分煙の実現を目指す喫煙所ブランド「THE TOBACCO」のマーケティング事業やデザイン、運営を手がけるコソドは12月7日、たばこのポイ捨てをなくすのを目的とした「ポイ捨て図鑑プロジェクト」を開始。同日より、屋外広告で東京・渋谷をジャックし、プロジェクトを大々的にPRしていく。

「ポイ捨て図鑑プロジェクト」は、参加者が街中に捨てられた吸い殻をTwitterやFacebookといったSNSに名前付きで投稿し、「いいね」の数を競い合うイベント。投稿された画像は集まった「いいね」の数に応じてランキング形式で表示され、上位入賞者には、総額20万円のアマゾンギフト券がプレゼントされる仕組みになっている。

ポイ捨てされた吸い殻を「喫煙所に戻れず、迷子になったモンスター」に見立てて助けるべき存在として描き、誰でもゲーム感覚で楽しみながら、自然にゴミを減らす活動ができるよう工夫を凝らしている。併せて、撮影・投稿された吸い殻は、捨てられた位置情報とともに拡散されるのも特徴。まちのポイ捨て状況を可視化できるだけでなく、今後同社の喫煙所を設置する場所を決める際に重要な目安となるそうだ。対象エリアは、東京・豊島区、新宿区、文京区、渋谷区、世田谷区、港区、中央区、千代田区で、実施期間は2022年2月28日(月)までとなっている。

拾った吸い殻は、位置情報がともに記録される

今回掲出された屋外広告のメーンビジュアルには、実際に周辺でポイ捨てされていた吸殻を使用。それぞれの吸い殻に、まるで街中に潜むモンスターのような個性のある名前を付け、ユーモラスな広告に仕上げている。実際の投稿でも、同様に撮影した吸い殻を命名可能。楽しみと体験をSNSを通してさまざまな人たちと共有できるのはもちろん、たばこを吸う人吸わない人に関わらず、ポイ捨て問題の解決に参画できるイベントになっている。

屋外広告のビジュアルを一部抜粋。吸い殻をモンスターに見立て、ユーモアあふれる説明文で話題性をつくっている

さらに、12月11日(土)、12日(日)には、渋谷区宇田川町内にあるコミュニティスペース「シブテナスペース」で特徴的な吸い殻の写真を集めた展示会を開催。参加型イベントを実施するほか、来場者には、「THE TOBACCO」のTシャツやトートバックといったオリジナルグッズのプレゼント企画も行われる予定だ。

>>>プロジェクトのメーンサイトはこちら

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