JFX600-2513のインク容量を最大3Lに増加へ。MDLコマンドとの組み合わせで長時間の無人運転が実現、ミマキエンジニアリング

ミマキエンジニアリングは10月12日、UVインク搭載プリンター・JFX600-2513に対応した「3Lインク供給オプション」を2023年1月に全世界で発売すると発表した。

プリントヘッドを16基搭載するJFX600-2513は、高効率なプリントと高い生産性を特長とするハイエンドのフラットベッド機。対応印字幅は最大2,500×1,300×60㎜で、看板製作によく使用される4×8板(1,220×2,440㎜)にも適応する。UVインクを何層にも重ねて印刷し、表面に凹凸感を出す2.5Dプリントも可能で、より付加価値の高い成果物を提供する。

今回発表した「3Lインク供給オプション」によって、JFX600-2513のインク容量を最大3Lに増加できるため、補充作業の頻度を減らし、作業効率を高めることに貢献。印刷の途中でもインクを補充でき、プリンターのダウンタイムを軽減し、長時間運転が実現するため、生産性の大幅な向上につながる。

さらに「3Lインク供給オプション」には、新しくホワイトインクの自動攪拌機能を搭載。今までの手作業による攪拌作業が不要で、オペレータの作業軽減に寄与。また、インク重量検知に重量センサー方式を採用し、正確なインク残量の把握も達成する。

JFX600-2513は、既にユーザーの生産システムや周辺機器からプリンターを制御できる同社独自の「MDLコマンド」に対応している。このコマンドを使用して、印刷メディアの搬送といった各プリント工程を無人化・省人化・自動化することも実現する。今回発表した「3Lインク供給オプション」と組み合わせれば、長時間の連続自動印刷を強力にサポート可能だ。

「3Lインク供給オプション」は、今年10月13日~15日に伊・ミラノで開催される「Viscom Italia 2022」に出品するほか、米・ラスベガスで10月19日~21日に開催される「PRINTING United Expo」にも出展する。

なお、販売価格は830,000(税別)となっている。

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