オフィス内の複合機にデジタルサイネージを設置。前例のない動画広告枠でBtoBサービスをPRできる新サービスを開始、Ultra FreakOutとPrediction

デジタルサイネージにおけるプラットフォオームの開発を行っているUltra FreakOutと、多彩なマーケティングサービスを提供するPredictionは11月10日、複合機に設置したデジタルサイネージを活用し、オフィスの内で動画広告を放映できるサービス「OfficeVision(オフィスビジョン)」の正式リリースを発表した。

同サービスは、オフィスの一等地にある複合機上部にデジタルサイネージによる広告枠を設置し、そこで動画を配信させるもの。オフィスでは必須となる複合機と、PRに適したデジタルサイネージを組み合わせ、社内に滞在するビジネスパーソンにダイレクトな訴求が行えるのを特徴としている。主に、BtoB商材やオフィス向けのサービスをアピールする場として最適な広告面と言えそうだ。

映像は、複合機の平均利用時間に合わせ、約2分の動画を3回、合計6分間放映。駅前や商業施設内のデジタルサイネージとは異なり、原則視聴するのはビジネスパーソンのみのため、管理部や営業部など部門別のターゲティングも可能だ。

その広告効果は、既に実証実験において立証済み。「OfficeVision」を利用した場合と、しない場合でWebページのアクセス解析を実施したところ、直帰率、平均セッション時間にともに大幅な改善効果があったという。

今後も両社は、大手不動産デベロッパーや大手印刷メーカーなど、都内の有名企業を中心に設置を推進。2024年までに1,600台の設置を予定しており、将来的には大阪・九州などの主要都市にも事業を拡大していく予定だ。

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