DTF対応のガーメントプリンター「SC-F2250/SC-F22H5」を156万円で7月26日から発売 エプソン販売

エプソン販売は7月12日、DTF対応のガーメントプリンター「SC-F2250/SC-F22H5」を2023年7月26日から発売すると発表した。SC-F2250はプリンター本体で標準価格156万円、SC-F22H5はプリンター本体と保守購入同時5年セットモデルで同198万円(いずれも税別)。販売目標は今後1年間で100台を見込む。

SC-F2250/SC-F22H5は、ユーザーからの要望を反映し、使い勝手の良さを追求した本体デザインへと刷新。プリント品質の向上をはじめ、使いやすさや作業効率を高めている。

新しくプリントヘッドには、1.33インチの「PrecisionCore マイクロ TFP プリントヘッド」を採用している。従来機のSC-F2150に比べ、ノズル数が2,880から3,200に増えたため、印刷速度を約25%アップ。プラテン送りにも改良を施し、オーバーラップ領域を持たせることで、バンディングや粒状感を低減させ、画質も向上させた。

さらに、パウチ式の新インク「UltraChrome DG2 インク」の採用によってインクのにじみを改善し、より鮮やかな高画質印刷が可能になっている。加えて、プラテンにセットした布製品やフィルムなどのメディアとプリントヘッドとの距離を自動調整する「プラテンギャップ自動調整機能」を新搭載。オペレーターの工数を削減するなど、使い勝手を向上させるさまざまなデザイン改良を加え、ユーザーの生産性向上へ一層に貢献するとしている。

また、ソフトウエアもSC-F2250用に新しく「Garment Creator2」を用意。印刷データの処理速度が向上したほか、入力解像度は600dpiに対応し、細線などの表現もより正確にできる。 そして、DTFに対応する印刷モードを標準搭載するため、ガーメントへのダイレクト印刷、DTF印刷の両方を1台で賄える。DTFに対応したことで、従来プリントが難しかった小物など、制作できるアイテムも増え、さらに色みやテクスチャなどの表現の幅も広がったという。

 

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