ファーストシステムは10月1日、パネルサインや塔屋サインの照明に最適な屋外用器具一体型LEDユニット「NILE 4」シリーズの新ラインアップとして、より高出力・高演色を実現した「NILE 4 MIDDLE」をリリースした。
ロングセラーの同シリーズは専用電源を内蔵し、大幅に突き出しの距離を削減しているのが特徴。サイズ別に、W596、1,196、1,796㎜を用意し、駐車場の小型サインなどを中心に採用を広げる。
新発売の「NILE 4 MIDDLE」は、サイズ据え置きで出力を大きく高め、下方向へ2,000㎜までの長距離照射が可能に。加えて、出幅130㎜、厚さ42㎜のコンパクトボディも両立させている。
さらに、演色性は従来のRa80からRa90まで向上し、一層鮮やかに看板を照射できるようにパワーアップ。色は昼光色6,500Kを用意する。このほか、取り付けしやすい軽量設計で、連結ピンによるレベル合わせもできるなど、施工性も考慮されている。
同社開発担当の茂木氏は「長年NILE 4シリーズを愛用いただいているユーザーからの要望もあって、よりハイパワータイプを開発しました」とコメント。コンパクトサイズでありながら、看板を美しく発色できる性能の高さを体感してもらえたら嬉しいです、と言葉を結んだ。