藤田産業は2021年12月、金属やプラスチックに至るまで、さまざまな看板資材を接着できる「ソレイタ アクリルフォーム 両面テープ」を発売した。
同製品は、強靭なアクリルフォームを基材とし、その両側を接着・耐候性に優れるアクリル系粘着剤で構成。看板製作をはじめ、プラスチック類の接合や文字の貼り付け、ネームプレート、表示板など多岐にわたるシーンで活用が見込める。
その強力粘着は、アルミやステンレスの金属類から、アクリル、ポリカーボネート、プラスチック、そしてガラスまで、同種・異種材料の接合を可能としている。基材のアクリルフォームは柔軟性にも優れ、変形や素材の膨張・収縮に追従しやすいのも大きな特徴だ。
セパレーターにはポリエチレンライナーを採用。紙と違って、強く引っ張っても破れにくく、施工時の煩わしさも軽減している。
さらに、低温環境でも強い接着力を発揮するのも魅力で、かつコストパフォーマンスの高さも嬉しいところだ。
ラインアップは、標準モデルの「FS-T011」(せん断接着力:60N/㎠)に加え、より粘着力が強く外壁にまで対応する「FS-T010」(同:121 N/㎠)の2種類を用意している。