豊島区 路上看板の対策条例

東京・豊島区は10月1日、道路上へのスタンド看板やのぼり旗の無許可掲出を防止する条例を施行した。昨年12月に同様の条例を施行した新宿区に次いで2例目だ。

この背景には、昨年9月の道路法改正によって道路を不法に占拠している物件を自治体が強制的に撤去できる根拠法が成立したことが挙げられる。これまでもパトロールや簡易除却などで違法な路上看板への対策は実施されてきたが、しばらくすると元に戻ってしまい根本的な解決には至っていなかった。

今回の条例施行によって、“路上障害物を繰り返し設置または放置する場合には、不誠実な対応とみなし、公表・撤去・保管していく”ことが可能になった。

路上障害物とは、看板や商品陳列台を指す。これらを行政からの指導後も設置・放置した場合は、強制的に“撤去・保管”。さらに不誠実と判断した際には、“違反事実を公表”するとしている。区では条例の周知を図った後、駅前・繁華街を中心に警察署と合同パトロールを実施していく。

>>豊島区ホームページ

関連記事

  1. 頑張る人にエールを送るメッセージを全国に配信。有名ラジオドラマとコラボしたDOOH広告を実施 LIV…

  2. 9月の国内景気は建設需要と駆け込み需要が押し上げ、帝国データバンク

  3. jeki 「交通広告グランプリ2018」作品募集を開始。作品応募は5月10日まで

  4. トヨタ 都内直営販売店4社を融合し新会社設立へ。看板全面切替え

  5. あえて“じゃない方”のエリアに広告を掲出し、知名度の低い商品をPR。シミ対策に最適なスキンケア商品「…

  6. デジタルサイネージの遠隔管理が月額500円で可能に!クラウドサービスの格安サブスクプランを提供開始 …

  7. 建設業界向けクラウド型デジタルサイネージに「施工体系図」が一目で分かる新機能を追加。国土交通省の義務…

  8. 調光フィルムを活用した新たな広告展開に向け協業を発表、タックス&キラックス

  9. 虎ノ門ヒルズ駅周辺で路上変圧器による実証実験を開始、QUICK

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP