エヌケービー(NKB)は4月、名古屋市交通局が東山線栄駅の西コンコースに設置したデジタルサイネージで、「NKBクラウド」による複数面連動型広告の配信をスタートした。
NKBクラウドは、デジタルサイネージで放映される動画素材を自動で検査・変換する独自システムで、今年1月から本格的な販売を開始。
現状、デジタルサイネージの入稿形式は、媒体社・広告会社ともに統一されていない中、同システムによって設定値の検査・変換を自動化することが可能になる。これにより時間の短縮とコストの削減、より安全なデジタルサイネージの運用を実現するという。
今回、NKBクラウドを採用した栄駅のデジタルサイネージは、駅利用客の動線上に設置した8本の柱に26面のディスプレイを搭載。NKBでは「注目度抜群で、インパクトのある広告展開が可能」としている。