オリジナル商品の企画・制作・販売を手掛けるヘソプロダクションは2月1日、ロシアで生まれた人気キャラクター「チェブラーシカ」の飛び出し注意看板の先行販売を開始した。
飛び出し注意看板とは、車の交通量が急激に増えた高度成長期である1973年に、子どもの飛び出し事故を防止するため、滋賀県で製作された注意喚起サインだ。大きく書かれた子どものキャラクター「とびだしとび太」は高い視認性を持ち、運転者に事故への意識を呼び起こさせる。
今回は、「チェブラーシカ」の映像化50周年特別記念企画して、同キャラクターをサインの意匠に採用。開発当時から携わっている地元滋賀県の看板製作会社、久田工芸が製作を行った。「チェブラーシカ」が脇道から駆け出してきたようなデザインが、話題を呼んでいる。
製作期間は、約2ヶ月。手描きでのデザイン描き起こしから、色付け、仕上げまで、作業はすべて手作業で行われた。サイズはH600×470㎜(最大)。
このほか、映像化50周年を記念したさまざまなイベントを実施している。2月からは全国各地のマルイ4店舗と提携し、イベントブースを設置。第1弾は丸井吉祥寺店で、11日まで開催。順次、博多マルイ、なんばマルイ、北千住マルイで開催される。
飛び出し注意看板は、イベントブース内のショップで、限定5体の販売となる。今後は、50体を製作予定だが、一体ずつ手作業のため、現在は正式な販売方法を模索中だ。
「チェブラーシカ」は、ロシアの児童文学家エドゥアルド・ウスペンスキーによるシリーズもの絵本「ワニのゲーナ」に登場するキャラクター。1969年から人形アニメとして映画化され、日本にも紹介されたという。