東急エージェンシー、ソフトバンクなど5社 データ活用で広告価値を算出する実験を実施

東急エージェンシーは、ソフトバンク、シナラシステムズジャパン、マイクロアドデジタルサイネージおよびLegolissとともに、Wi-Fiアクセスポイントなどのデータを活用した広告効果測定の実証実験を5月下旬から実施する。

今回の実証実験は、交通広告の広告接触と視認状況を可視化することが目的。実験の開始に先立ち、統計的な処理によって十分に匿名化を施した「ソフトバンク Wi-Fi スポット」のデータなどを活用し、東急線の主要駅に設置されている8カ所のデジタルサイネージ(DS)の広告視認可能者数を推定して、各広告の価値を算出する。

これにより、出稿を検討している広告主に対して、広告の到達数を提示できるほか、すでに時間帯指定で広告枠を購入した広告主に対しては、掲出期間中の広告視認推定者数や推定属性などの参考データを提供することができる。

同社では今後、DSと連動したスマートフォンへの広告配信をオプションとして用意するなど、交通広告マーケティングのさらなる発展に寄与するさまざまな施策を検討していく。

<実証実験の概要>

  1. 期間:広告販売開始時期:2019年5月下旬(広告掲出期間:2019年9月 2日から29 日)
  2. 対象媒体:東急線の主要駅に展開しているDS(計8カ所)
    TOQ サイネージピラー東急百貨店東横店 2 階、TOQ サイネージピラー田園都市線渋谷駅
    TOQ サイネージピラー東横線渋谷駅ヒカリエ改札前、TOQ サイネージピラー東横線横浜駅
    TOQ サイネージピラー目黒線目黒駅、TOQ サイネージピラー東横線/目黒線武蔵小杉駅
    TOQ サイネージピラー東横線/大井町線自由が丘駅
    TOQ サイネージピラー田園都市線/大井町線二子玉川駅
  3. 各社の役割
    ●東急エージェンシー
    メディアレップ、実証実験主体会社
    ●ソフトバンク
    ソフトバンク Wi-Fi スポットの提供、
    統計的な処理によって十分に匿名化を施した当該データの提供
    ●シナラシステムズジャパン
    位置情報プラットフォーム提供、スマートフォン広告配信
    ●マイクロアドデジタルサイネージ
    DS配信プラットフォーム提供、ウェブ系代理店申込窓口
    ●Legoliss
    フィジビリティスタディー担当会社、ウェブ系代理店申込窓口
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