渋谷のポスター連貼り媒体に、リサイクル可能な新素材を採用

屋外広告の一等地・渋谷の街中に、ポスターを大量に連張りするストリートメディア・SHIBUYA WALL-JACKで使うメディア素材として、正式に「LIMEX(ライメックス)」を採用していくことが明らかになった。

SHIBUYA WALL-JACKは、シブヤテレビジョンが運用する広告事業である。LIMEXはTBMが製造・販売する石灰石を主原料とするメディアで、原料に水や木材パルプを使わず、石油由来原料の使用量を抑えたプラスチックに変わる日本発の新素材。 炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含んだ、無機フィラー分散系の複合材料という。今回採用された製品は厚さ300μの白色ソフト。

シブヤテレビジョンでは、屋外に掲出するポスターとして十分な耐水性、耐候性があり、環境性能も向上できる点を評価し、採用。渋谷エリアでのサステナブルな循環型モデルを目指し、掲出が終わったポスターを回収し、より価値の高いプラスチック代替製品に生まれ変わらせる、アップサイクルの検討を進めていくとしている。

なお、SHIBUYA WALL-JACKは、渋谷中心部のセンター街・道玄坂・公園通りを中心に、壁面を活用して大量のB1ポスターを連貼りするストリートメディア。若年層をはじめ、不特定多数の目に留めることができるOOHメディアとして、約10年の実績を持つ。

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