Webサイトを運営するビズパは今月6日、法人向けの広告取引サイト「BIZPA」のベータ版をリリースした。それを記念して、同日から来年1月31日まで、広告料金を割引する「10%キャッシュバックキャンペーン」を開始している。
このwebサイトは、まちなかに散見する広告媒体をインターネット上で検索・比較し、発注業務、納品までを手軽にワンストップで行えるのが特徴。屋外看板やイベント用のTシャツなど、いわゆる「オフライン広告」に特化し、これまでは大手広告会社が積極的に手がけてこなかった小規模の掲載枠を中心に展開する。
以前からオフライン広告媒体をweb上で取り扱う際に懸念されていた、細かい発注方法がわからなかったり、価格相場が明確化されていないといった問題点を解決。国内に存在するあらゆる広告媒体をリアルタイムで一元管理し、面倒な発注業務をサイト内で完結できるだけでなく、適正価格での契約も可能となっている。
また、広告代理店にメリットが少ないという理由から十分な提案がされず、本来の価値を発揮できなかった従来の低価格広告媒体に関しても、幅広いニーズに合わせて対応。今まで埋もれてしまっていた媒体を改めて掘り起こし、新媒体創出による広告市場拡大を目指していくという。
今回リリースするベータ版では、1万5,000点の広告媒体を掲載。2020年内に正式版をリリースし、2024年内に掲載媒体数30万点を目指す。同社は今後も利用者の声を反映しながら、検索機能の充実や発注機能の改善など、ユーザビリティの向上に努めていく構えだ。