東京地下鉄関連の総合広告代理店、メトロアドエージェンシーは4月、Yahoo! JAPANが運営する広告展開システム「チラシビジョン」と提携。東京メトロ主要駅のデジタルサイネージ広告を、Yahoo! JAPANを通して23区に同時配信できる新たなサービスを開始した。
「チラシビジョン」とは、Yahoo! JAPANが手がける広告配信サービス。かつて広告主が制作したチラシやWebサイトなどのデータをもとに、PR動画を作成できるものだ。それをテレビやデジタルメディアをはじめとしたさまざまなメディアで活用できるほか、費用対効果の測定といった分析も可能となっている。
5Gの普及が進むなど、ますます拡大を続ける動画広告の市場。しかしながら、予算や制作工数の関係上、安易に取り入れられない企業も多いのが現状だ。同サービスであれば、限られた予算内であっても、首都圏全域にアプローチした広告展開が可能。メトロアドエージェンシーは、東京メトロに掲出されているデジタルサイネージ広告のさらなる認知拡大と、広告効果の促進を期待しているという。