「バーチャルサイネージ広告」の実証実験を開始。Web上に再現された実在空間に広告を放映、表示灯

表示灯は6月3日、名古屋市に実在する公園をWeb上に再現したバーチャル空間「Hisaya Digital Park」内で、新たなデジタルサイネージの可能性を検証する実証実験をスタートした。

バーチャル空間「Hisaya Digital Park」は、NTTコミュニケーションズと三井不動産の両社が、名古屋市の久屋大通公園内にあるHisaya-odori ParkをWeb上に構築。バーチャル店舗などの活用による、新たな顧客体験を生み出す共同実験として取り組んでいる。

このバーチャル空間内で、表示灯は「ナビビジョン」で蓄積してきた現実社会でのデジタルサイネージに対するノウハウを生かし、仮想空間における新たな広告の可能性を検証。「バーチャルサイネージ広告」と銘打ち、将来に向けた広告ビジネスの創出を目指したいとしている。具体的には、空間内に設置したバーチャルサイネージに広告を流し、関心を示した訪問者がクリックすると広告主のホームページに移動する流れ。バーチャルサイネージの設置場所や、放映するコンテンツの自由度の高さも生かしていく。

実証実験は2021年12月31日までの予定。訪問者の数・属性、広告視聴状況、クリック数などのデータを収集し、バーチャルサイネージ広告の事業性やビジネスモデルを検討していく構えだ。

>>>Hisaya Digital Parkはこちら

関連記事

  1. JR九州 国内最大の有機EL看板導入

  2. 「貞子タクシー」が10月24日から都内に50台限定で登場!あらゆる車内外のデジタル媒体から貞子あらわ…

  3. YouTubeLiveによる業界オンライン展示会を6月1日15時から開催、ミマキ

  4. 年の瀬を前に髪のケアで自分を労る余白時間を。ピールオフ広告とSNSキャンペーンを連動展開、YOLU

  5. ヘラルボニーが「全日本仮囲いアートプロジェクト」の全国展開を開始

  6. 東京メトロ日比谷線の新駅名称決定。「虎ノ門ヒルズ駅」に

  7. 世界の広告費は2023年に初の100兆円市場へ。2024年は全体で4.6%成長を見込み、日本は2.5…

  8. 最大印刷速度550㎡/hを達成した昇華転写プリンター「Tiger600-1800TS」を発表 ミマキ…

  9. 電柱広告スペースで防災情報を発信。広告主には看板制作費を割引

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP