「バーチャルサイネージ広告」の実証実験を開始。Web上に再現された実在空間に広告を放映、表示灯

表示灯は6月3日、名古屋市に実在する公園をWeb上に再現したバーチャル空間「Hisaya Digital Park」内で、新たなデジタルサイネージの可能性を検証する実証実験をスタートした。

バーチャル空間「Hisaya Digital Park」は、NTTコミュニケーションズと三井不動産の両社が、名古屋市の久屋大通公園内にあるHisaya-odori ParkをWeb上に構築。バーチャル店舗などの活用による、新たな顧客体験を生み出す共同実験として取り組んでいる。

このバーチャル空間内で、表示灯は「ナビビジョン」で蓄積してきた現実社会でのデジタルサイネージに対するノウハウを生かし、仮想空間における新たな広告の可能性を検証。「バーチャルサイネージ広告」と銘打ち、将来に向けた広告ビジネスの創出を目指したいとしている。具体的には、空間内に設置したバーチャルサイネージに広告を流し、関心を示した訪問者がクリックすると広告主のホームページに移動する流れ。バーチャルサイネージの設置場所や、放映するコンテンツの自由度の高さも生かしていく。

実証実験は2021年12月31日までの予定。訪問者の数・属性、広告視聴状況、クリック数などのデータを収集し、バーチャルサイネージ広告の事業性やビジネスモデルを検討していく構えだ。

>>>Hisaya Digital Parkはこちら

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