パルコ店内にヴァーチャル広告を導入。リアル空間と仮想空間を組み合わせた広告展開を実施、パルコとPsychic VR Lab、KDDI

全国で商業施設を運営するパルコは1月25日、ARやVRを提供するPsychic VR LabとKDDIが共同で手がけている仮想空間「XRscape」を積極的に活用していくと発表した。

XRscape とは、5G回線や、VR、MRなどのいわゆるXR技術を融合させ、実在している都市空間にヴァーチャル上のWeb広告や動画コンテンツが浮かび上がっているかのような表現を可能にする空間メディア化ソリューション。対象エリアで特定のARアプリを起動すると、実在の空間にWeb広告などのコンテンツ映像が配信される仕組みだ。

屋外広告やデジタルサイネージなどの物理的な設置枠に関係なく、自由な空間に広告を配信可能。また映像だけではなく、ゲームなどのインタラクティブなものにも対応する。

パルコでは、KDDIの事業共創プログラム「∞の翼(ムゲンノツバサ)」の一環として、東京都渋谷区の渋谷PARCO1F「ナカシブ通り」と10F「ROOFTOP PARK」の2地点で仮想空間を導入。リアル店舗を仮想空間によってメディア化する施設として展開していく。

パルコは、これまでも2019年11月にグランドオープンした渋谷 PARCOにて、AR を活用したショーケース「SHIBUYA XRSHOWCASE」を展開するなど、XR技術に早くから注目。今後もさまざまな取り組みを随時実施していくという。

XR技術によって、リアル空間が仮想現実の世界に早変わりする

関連記事

  1. AIカメラを連動させたデジタルサイネージの実証実験を静岡県内のスーパーマーケットで開始 楽天とタカラ…

  2. ドローンを活用した屋外広告物の赤外線診断サービスβ版をリリース。併せて実証実験のモデル企業も募集開始…

  3. 2019年元旦に「渋谷駅前ビジョン」始動。総面積350㎡の大型LEDビジョンが新登場

  4. 横浜市 ネオンサインによる屋外広告物の写真展を実施。展示用に曲げた成果物も

  5. LED TOKYO 透過型LEDビジョンにポスタータイプを追加

  6. ドラゴンや恐竜の3D映像が大阪・日本橋前の交差点に登場、ケシオン

  7. 建設業の給与は5年連続で上昇。建設技能工の人手不足は長期化

  8. 鮮やかなカラーと破れたような形状の中吊り広告によるジャック展開を開始 メトロアドエージェンシー

  9. ハッピーターン 屋外広告で〝ハッピーをふりまく仕掛け〟

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP