サイン関連企業による全国ネットワークを展開するサインの森は2月25日13時、「2022年度 第8回総会」を東京・神田のアーバンネット神田カンファレンスで開催した。
定刻、会長の林義幸氏は次のように挨拶。「コロナ禍による業績悪化で苦しむ業界内企業も多いなか、当会としては一致団結して皆さまのお困りごとへ一緒に寄り添っていければと考えている。何か困っていることがあれば、気兼ねなく事務局まで相談してほしい。こんな時だからこそ、150社を超えるメンバー間のネットワークを生かし、皆で協力して参考になる事例やアドバイスを出し合い、それぞれの会員が抱える課題を解決していきたい」
総会の開催にあたり、専務理事の増田二郎氏が定足数(総会員数152社のうち、会場15社・オンライン67社・委任状36社の計118社が参加)を確認。次いで林会長を議長に選出し、2021年度事業・決算報告および、2022年度事業計画・事業予算の承認などについて議案審議。いずれも満場一致で可決した。
2022年度事業計画として、例会についてはリアルとオンラインを併用しながら10回ほど開催予定。特に6月17日(金)には、北海道で地方例会を予定し、栄和サインシステムの工場見学会も併催する。9月2日(金)にはS&Dショウに合わせ、一般からも参加できる「オープンセミナー」をアーバンネット神田カンファレンスで実施する。会員増強にあたっては、兼ねてからの目標であった150社を2021年度に突破し、今後は会員不在県の奈良や会員1社のみの府県を最優先にしていくとした。
社員教育事業については、5月17日(火)〜21日(土)に入社1年-3年を対象とする「第9回サインスクール 初級編 全知識向上」と、8月19日(金)〜20日(土)にデザイナーやデザイン営業の実務経験3年以上を対象とする「第2回サインスクール デザインスキルUP講習(東京ミッドタウン内の研修施設)」を実施するほか、8月26日(金)〜27日(土)には新しく入社1年前後を対象とする「第1回サインスクール 入門編」を行う予定だ。資格取得講習に関しては、第二種電気工事士試験の対策講習やフルハーネス型墜落制止器具作業の特別講習などを計画している。