9月1日からカーラッピングとフリートマーキングの競技大会「FESPA World Wrap Masters JAPAN2022」を開催、JCWA

2021年大会で総評を述べる苅谷氏

JCWA会長の苅谷氏は「2年振りに独・ベルリンで2022年6月に開催された『WWM FINAL』へ、2019年日本チャンピオンのGマイスター川上選手が参加し、6位という成績を収めました。私もWWM FINALの前日に行われたWWM EUROPEに出場しましたが、この空白の2年間でEUのレベルは飛躍的に上がっていました。そして、競技の審査方法も旧来より様変わりをして、より洗礼されていました」と世界大会の現状を述べた上で、日本は隣国との往来が容易ではないため、とかくリアルな情報と見聞はドメスティックになりがちで、我々が世界のなかでどのようなレベルなのかが判断しにくい状況にあると続ける。

また、経営者の意識の大きな違いとして、日本では同じ仕事を早くやると工賃を安くしなければならない、という風潮がある。ところが、他国では同じ仕事ならばクオリティを落とさず、早く作業をして単位時間あたりの工賃を増すことは実力ありきで、それがその企業と個人の実力差となり、売上と収入を増やす原動力になっている点を強調。このように、時間あたりの生産性を増やす技量を待つ職人育成が、今後の日本で重要になると語り、次のように今大会の意義を述べた。「JCWAでは世界選手権で優勝できる選手、若手のラッピング職人の育成、業界の活性化を目指して本大会を開催しています。大会を通じて、世界に通用するワールドワイドなカーラッパーの登場を待っています」

なお、大会スポンサーは、ミマキエンジニアリング、スリーエムジャパン、デザインラボ、ニチエ、デコラティブシステム、中村商事、ジータスコーポレーション G-design事業部、Max Decal、ヤマックス、Wrap mania TOOL&EQUIPMENT、ライスター・テクノロジーズ、愛車堂 マック・オート・ガレーヂ、Laplus Designの13社となっている。

■ 8月25日に記事を追記しました

ページ:
1

2

関連記事

  1. 「時給178円UPでちょっとイイこと」のキャッチコピーで全国それぞれの大学生に向けたプロモーションを…

  2. ブラザー工業 今年4月刷新の塔屋看板をライトダウン。7月7日まで

  3. シャープ 24時間稼働するパソコンレスの電子看板を発表

  4. 国内初、観光案内所にAI搭載の電子看板。「小梅ちゃん」が会話で案内

  5. NewDays電子看板が243駅650台の大規模ネットワーク化

  6. 外照式サイン向けのLED照明「パワーポラックス3」をリリース。最大H7,000㎜の照射を達成、三和サ…

  7. 電通 日本初、屋外・交通広告に接触したユーザーの実行動データを分析

  8. 新CMの演出コンテが京王線・新宿駅のアドストリートに登場! 年明けの公開に先駆け屋外広告で映像内容を…

  9. 【S&Dショウ2019】業界最大の広告資機材展、本日10時開幕

人気記事 PICK UP!

PAGE TOP