ミマキエンジニアリングは4月19日、東京・五反田にあった旧・JPデモセンターを移転し、大崎に新たなJPデモセンターを開設。前日の18日には、同施設の見学会と開所式が実施された。
このJPデモセンターのコンセプトは、「ミマキのソリューションその全てが東京・大崎に」。これまでは床荷重と搬入口の問題から制限されてしまっていた多種多様な製品やアプリケーションの設置を実現し、隣接するショールームも含め、41機種47台のマシンを集結させている。新機種を含めた実機によるデモンストレーションを余すところなく体験できるのはもちろん、来場者の移動負担がないまま、同社製品のフルラインアップを紹介できる設備を整えたという。
今後は、各機種のデモンストレーションや独自のリアル展示会など、同社製品の強みを生かした提案を行っていく。東京支社ショールームから徒歩2分という好立地も、よりユーザーが訪問しやすい環境と言えそうだ。
主なマシンとして、サイン業界向けフラッグシップモデルの低溶剤機「JV330 Series」や、フラットベッド型のUV機で大判タイプの「JFX600-2513」「JFX200-2513」をはじめ、トップレベルの生産性と安定性を備えるUV機「UJF-7151」シリーズ、デスクトップ型ながら操作性が高く使いやすい「UJF-6042MkII e」シリーズなどの産業用IJPを多数展示。
このほか、ハイエンドフラットベッドカッティングプロッター「CFX Series」や、テキスタイル・アパレル向けのDTFプリンター「TxF150-75」、水性昇華転写プリンター「TS330-1600」、3Dプリンター「3DUJ-553」など、業界問わずユーザーのニーズに合わせたマシンを幅広く網羅している。また、他社製の各種後加工機も用意し、3Dプリンターの出力サンプルも多数展示するなど、遊び心も交えたショールームとなっている。