自動販売機の販売と運用を支援するサービス「KAKUDAI」を提供するダイレクト・ホールディングスは5月31日、全国の20代〜60代の男女を対象に実施したアンケート「自動販売機についての調査」の詳細を発表した。その結果、自動販売機に掲載される屋外広告を見た利用者のうち、約2割の人がその後の購買やアクションにつながっているという回答を示したそうだ。
調査対象は、直近1年以内に自動販売機の利用をした全国の20代〜60代男女、1万1,041人。交通量の多い立地に設置されているケースも多い自動販売機は、果たして交通広告としても十分な役割を果たしているのか?という疑問を解消させるために、一般ユーザーに向けて調査を行ったのだという。
そのなかで、「『自動販売機』’’自体’’または自動販売機に掲載されている広告について教えてください」という質問に対しては、13.6%は「見て購入や利用をしたことがある」、さらに11.7%が「見て検索したことがある」と回答。併せて約4人に1人は、自動販売機の広告を見て何かしらのアクションを起こしているのが分かった。
一方で、「まったく見ない」と回答したのは、27.8%。さらに、「見るがあまり興味がない」は46.9%と、その他7割上の利用者にとってはそこまで大きな効果は期待できないという結果も得られた。