神奈川エリアでトラック広告サービス「WithDrive」の実証実験を開始。AI技術で広告効果と走行ルートを可視化 シーオーピーとEssen、神栄運輸

国土交通省の事故防止対策支援推進事業に関する認定事業者に認定されているシーオーピーは6月2日、AI技術を使った最先端車両広告プラットフォームを運営するEssenと業務提携契約を締結したと発表した。同時に6月5日からは、神奈川エリアを中心とした運送会社・神栄運輸と連携し、トラック広告サービス「WithDrive」の実証実験を開始する。運送事業者がさらなる収益を得られるよう、全国規模で環境づくりを展開していく予定だ。

WithDriveは、車両広告で商品やサービスを拡大させたい広告主と、広告掲載による収益を得たいドライバーをマッチングさせるサービスだ。今回新たにラインアップに加わったトラック広告プランでは、最新AIによって、「成果が見える仕組み化」を徹底。広告掲載車両のリアルタイムなGPS情報と人流データを活用し、広告の表示回数・効果の測定を行えるという。

また、これらのラッピング広告を掲載する運送会社は、国土交通省が推進する「安全性優良事業所」の認定制度「Gマーク」の認定事業所または同等以上の安全管理体制を構築できている優良企業に限定。そのため、広告主は安全が保証された事業者のトラックに確実に掲載でき、安心感を得られる仕組みとなっている。

実際の車両広告のレポート。広告の効果を可視化できるほか、GPSによって現在走行している地域も判別できる

近年は2024年4月の働き方改革関連法の実施や燃料高騰などの影響によって、人手不足、コスト増加といった問題が浮き彫りになっている物流業界。このような課題に対し、広告業界に精通するシーオーピーだからこそできるサービスとして、WithDriveの提供に至ったそうだ。そんななか、EssenのAI技術を生かしたサービス体制と、神栄運輸代表の「日本の物流業界全体を良くしたい」という強い熱意が合わさり、共同による実証実験が実現した。

広告費用はデザインの制作費に加えて、「広告が閲覧された回数」に応じて順次換算される仕組み。まずは川崎市や横浜市を中心とした神奈川エリアで実証実験を行っていきつつ、随時対象地域を拡大していく予定だ。

今後はAI技術による広告の設計・ターゲティングの最適化にさらに注力していき、広告主の利益還元率の向上にも取り組んでいく構えだ。

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