内照式看板向けに特化させた直管型LED「VLT2」をリリース。ランプの重なりを不要に、ニッケンハードウエア

ニッケンハードウエアのロングセラー商品であるAC100-240V直結の直管型LED「VLT(ビューランプチューブ)」。そのVLTが7年ぶりにフルモデルチェンジし、内照式看板向けに一層の特化を図り、「VLT2」としてリリースされた。

刷新点は、従来モデルから好評だったランプの端近くまで発光する特徴をより強化。これまで口金部内にあった電源回路をLEDチップを止めるアルミシャーシ内に組み込む構造に再設計し、きれいにランプの両端まで発光するような仕組みとした。

最大の特徴は、新コンセプトにも掲げられている看板内部の「ランプの重なり」 を不要とした点だ。従来モデルが看板厚300㎜で不要だったのに対し、看板厚180㎜(アクリルt3㎜で検証)でもランプの一部を重ねて設置する必要性をなくしている。ランプイメージの低減も図り、薄型看板への対応力を大きく向上している。

一方で明るさは、最大で全光束3,080lmを達成し、平均的な40W型蛍光灯を上回ることに成功。従来よりも発光効率を向上させ、さらに明るく看板板面を照らせるようになった。

もちろん、目の疲れにつながるフリッカー対策にも余念がなく、カメラレンズ越しでもチラつかない安定発光を提供している。看板の施工現場で起こりがちなプラスとマイナスの逆接防止についても、極性フリーの両側配線を採用し、安全面への配慮を施している。

VLT2のラインアップは、360度配光の両面発光タイプと、300度配光の片面発光タイプの2バージョン。それぞれ長さが蛍光灯 20W・30W・32W・40W型の4種類に分かれ、色温度は白色6,000Kと電球色3,000Kの2種類を用意し、合計で16製品となっている。いずれもG13口金対応で、保証期間は3年間(1日20時間以上の連続点灯を除く)。

関連記事

  1. 「mineo」ユーザーを通信制限から救う屋外広告が登場。携帯電話のデータ容量を無料で受け取れるサービ…

  2. ポスター広告でまちをジャックできる新しい屋外広告サービスを開始。第1弾として、東京・原宿エリアで展開…

  3. 周辺の天気に合わせてコンテンツが切り替わる屋外ビジョンの新サービスを開始。東京・大阪など6カ所で展開…

  4. 東京・渋谷に秋の新ドラマをPRする巨大交通広告が出現

  5. 独自のWi-Fiセンサーを用いた効果測定サービス「Digital東京」をリリース Oxyzen

  6. ダークファンタジー推理アクションゲームの発売を前に、都内12カ所の屋外広告で謎解きキャンペーンを展開…

  7. 江戸川乱歩の作品を完全オリジナルのデザインで表現。新たな乱歩の世界観をデジタルプリントで演出、LSS…

  8. フクダサインボード イトーキの特許技術をライセンス契約。屋外向けオンフックサインシステムの開発へ

  9. 【IGAS2018 レポート.5】エプソン、ACS、ローランド

人気記事 PICK UP!

PAGE TOP