エコソルベントの4色モデル「SC-S7150」を7月4日に発売。SC-S40650に比べて出力速度を約28%向上したほか、最長10年間の保守サービスを用意 エプソン販売

エプソン販売は5月9日、SureColorシリーズの新商品として、エコソルベントインク搭載4色モデル「SC-S7150」を2025年7月4日に発売すると発表した。標準価格は189万円(税別)となっている。

SIGN EXPO 2025で披露された出力サンプル

SC-S7150は、1.33インチの新プリントヘッドを採用し、従来機「SC-S40650」に比べてプリントスピードを約28%向上。塩ビの標準パスで13.5㎡/時、ターポリンの標準パスで19.2㎡/時の生産性を達成している。

短納期の仕事にも柔軟に対応できるよう出力速度を向上

さらに、従来機にはなかった「ノズル自己診断システム」機能を搭載し、ヘッドのドット抜けを印刷ジョブごとに自動で検知してパネル上にアラートを表示。ドット抜けにいち早く気付くことで、プリントミスによる無駄を最小限に抑えるとしている。

併せて、長期間安心して稼働できるよう、最長10年間の保守サービスを用意。これにより、機器の入れ替えによるコストや手間をかけずに、長く安心して使用可能とした。

そして、従来機で好評だった「オートテンションコントロールシステム」も搭載。メディア送りモーターとロール駆動モーターが、メディアの重量やロールコア形状などを感知して制御し、安定した紙送りを実現する。

なお、タッチパネルは4.3インチに変更。光学式タッチパネルで手袋を着用したままの操作を可能としたほか、自動クリーニングの時間が近付くとパネルに通知する機能も追加し、作業の中断を防ぐ。天面の一部がフラットなデザインになり、パソコンや印刷物を置くスペースとしても活用できるようにした。

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