ミマキエンジニアリングは9月17日、昇華転写用インクジェットプリンターのエントリーモデル「TS200-1600」の発売を発表した。
TS200-1600は、同社のフラグシップモデルに搭載する「330エンジン」の高密度・高精細プリントヘッドをシングル搭載し、均一で美しい高濃度カラーや精細なデザインを表現できる。インクは標準4色に加え、新色のバイオレットとオレンジを用意。高級感のある青紫色や、鮮やかでメリハリのあるオレンジ色の階調を再現し、ファッションアパレルやユニフォームのデザインをより鮮明に仕上げるという。
さらに、従来から濃度を一段と高めた蛍光ピンク・蛍光イエローも選択可能で、ブランディング効果の高いスポーツウェアやフラッグの製作に最適となっている。TS200-1600はアパレル、グッズ、ファブリックサインまで幅広い用途に1台で対応できる、エントリユーザーにとって新しいスタンダードモデルと位置付けている。
発売は2025年10月を予定し、ワールドワイドで年間約1,000台の販売を見込む。