リンテックサインシステム(LSS)は4日、エアコンプレッサー式ラミネーター「LAgLA Shield50(ラグラシールド50)」をリリースした。カッター、ラミネーター関連の製造メーカーとして、イタリア・ミラノに本社を構えるNeolt Factory (ネオルトファクトリー)社製のラミネーターで、日本では初めて取り扱われる製品となる。
同製品は、メーンローラーの中心と左右の径でほぼ差異をなくし、より精密なラミネート加工を行えるのが特徴。さらに、ローラー加圧の際にエアコンプレッサーを使用した「空気圧式」によって、従来製品に多いスプリング式と比較して、より均等に圧力をかけられる。
また、50℃まで対応できるヒートアシスト機能を標準装備。加工時のシルバリング低減や、室内が低い時の加工アシストも可能だ。メディアやラミネートの送り、巻き取りの調整も行えるため、しわやよじれといったリスクも軽減。対応素材も豊富で、塩ビ素材からPET素材まで、幅広く加工できる。
東京都中野区に構える同社ショールームでは、同製品のデモ機を設置。実機の操作体験や詳しい製品説明、テストラミネートを行っているという。
- ■製品詳細スペック
製品サイズ/H1,500×W2,200×D780㎜
最大ラミネート幅/1,650㎜
最大ラミネート速度/4m/m
最大ラミネート厚/30㎜
テーブルの奥行/770㎜
テーブルの高さ/910㎜
本体重量/183kg
電源/230v – 50Hz/110v – 60Hz
消費電力/2.5A – 400W
空気圧/6Bar = 600kPa