ジョイナーの写真がデジタルプリントで迫力ある壁紙に。ヴィヴィアンは肖像画調にアレンジ、LSSの特別展第2弾

リンテックサインシステム(LSS)が2月に新設したアートギャラリー「ii-Crossing(イイクロッシング)」では、オープニングイベントとして写真家の小平尚典氏による写真展を3月と4月に連続展開。4月に行われた特別展第2弾「THE THINKERS STEVE JOBS+」では、米・アップル社の共同設立者であるスティーブ・ジョブズのポートレートをはじめ、パーソナルコンピュータの発展に貢献したレジェンドたちや、欧米のカルチャーに多大な影響を与えた人物の貴重な写真が並んだ。

今回は、同社のデジタルプリント壁紙「プリンテリア」や粘着剤付き化粧フィルム「パロア」などの豊富なラインアップをふんだんに活用し、異なる風合いのさまざまなメディアを来場者が体感できるように工夫した。このなかでも、注目を集めたのがソウルオリンピックで3冠を果たした米国のスプリンター、フローレンス・ジョイナーの迫力ある壁紙だ。サイズはW2,800×H2,300㎜。プリンテリアを3枚に分けて溶剤プリンターで出力されているものの、そのつなぎ目に気づけないほどきれいに貼られている。隣接する床面はグラフィカルの「フロアデコ」で陸上のレーンを演出し、ガラス面はグラフィカルの「GSP」でメーングラフィックをより際立たせるデザインを施した。

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