UVgelインク搭載プリンター「Colorado 1650」を導入。環境配慮と高生産性の両立に向けて、フォトビション・ジャパン

本格稼働に向けた出力サンプルの検証シーン。主に壁紙はマットスピ―ドモード、
塩ビシートはグロス高品質モードで出力していく

2020年1月発売のColorado 1650は、UVgelインクの刷新により、伸長率を185%にまで高め、より柔らかく、3次曲面への貼り施工のような案件にも難なく対応できるよう改良した。CMYKそれぞれのグロスレベルも更に均一になり、安定した光沢感を提供。擦過性にも優れ、屋外の短期用途であれば基本的にラミネートは不要だ。

キャリッジは独特な構造で、インクヘッドと硬化ユニットが独立。これにより、最速159㎡/h(※1)という生産性の向上を達成している。仕上がりは、インクヘッドを硬化ユニットが追従するとマット、交差するとグロスの表現になる。また、インクの硬化温度は非常に低温なため、熱負荷によるメディアの変形リスクがほとんどない。

「コロナ禍で、展示会やイベントの実施が難しい昨今、ユーザーにColorado 1650の良さを伝えきれていないところもある。インクを刷新し、生まれ変わったColoradoの安定した生産性を当社ショールーム(※2)でぜひ体感してほしい。VOC排出抑制など環境への課題を解決し、サイングラフィックスの生産性を高めるテクノロジーとして貢献できれば幸いだ」(キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ デジタルプレス市場開発グループの久保埜 悟チーフ)

※1:グロス最高速モードでの印刷スピード
※2:東京・下丸子に構えるキヤノン本社のCEC Tokyoで実機を体感できる

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