屋外広告関連のクラウドサービスを提供するカンバンクラウドは12月13日、Webサイト上で広告枠の取り引きが行えるマーケットプレイス「カンバンモール」のベータ版をリリースしたと発表した。
同サイトは、まちやインターネット上にあるあらゆる広告枠を、クラウド上で自由に取り引きできるのが最大の特徴。カテゴリやターゲット、キーワード、予算などから具体的な広告媒体を探せる便利な検索機能はもとより、クレジットカード決済、ポイント還元、チャット管理、出品・売上管理など多彩なサービスも搭載している。このほか、「ランキング」または「新着商品」といった欄を使えば、より人気のある広告枠やレビュー評価の高い広告枠を見つけるのも可能だ。
コロナ禍によって人々の行動が制限された結果、空き看板を見かける機会も増えている昨今。これら広告枠の価格や掲出メリットといった情報をWeb上で簡単に検索できるようになるためにはどうすれば良いか、というユーザーの声に応え、同サイトが生まれたという。
支払いは、クレジットカード決済と銀行振込に対応。申し込みから決済まで、サイト上のチャット機能だけで完結できる。さらに2023年初頭には、コンビニ決済やPaid決済も利用可能になる予定となっている。
そして広告主側だけでなく、オーナー側にとって使いやすいシステムも充実している。同サイトで、媒体のオーナー自身が直販として出品できるのはもちろん、カンバンクラウドスタッフによる代理販売も可能。広告主からの相談事項や、入稿データの確認、スケジュールなどの調整は、全てワンストップで手がけるという。現在、既に50媒体以上の広告枠が代理契約を結んでいるそうだ。