ローランド ディー.ジー.は1月26日、大判IJP「TrueVISシリーズ」の新製品として、レジンインク搭載の「AP-640」と、UVインク搭載の「LG-640/540/300」をリリース。さらに、イニシャルコストを抑えたUVインク搭載の「MG-640/300」と合わせて、計6モデルを世界同時発表した。
特に新開発のレジンインクは、メディアの風合いを生かしたナチュラルな表現力が特徴。水性ベースで速乾性にも優れ、高い生産力を誇る。これから先、より重視されるであろう環境配慮の面で、最適な製品となっている。
またUVインクは、高精細かつ凹凸のある特殊印刷が可能。触って感じられる立体的な表現をつくり出し、アート作品の忠実な再現や、点字などのユニバーサルデザインにも力を発揮する。
TrueVISシリーズは、広告・看板製作用大判IJPのフラグシップモデル。今後は2022年3月に発表したエコソルベントインク搭載の4モデルと合わせて、全10モデルを提供していく。
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今回のラインアップ拡充について、グローバルセールス&マーケティング本部のTony Miller本部長は、「プリンターの性能やインク技術の進化により、ひとつのインクタイプでできる仕事の幅は大きく広がっています。当社としては、場所や用途に合わせてより相性の良いベストソリューションをご利用してもらえるよう、選択肢を増やしていく姿勢が重要だと考えました」とコメント。新たなTrueVISシリーズを通して、ユーザーとともにサイン&グラフィックスビジネスの未来をつくり上げていきたい、と言葉を締めた。