店舗や施設などの商空間を対象にしたシステム開発を行うインセクト・マイクロエージェンシーは6月8日、自社のデジタルサイネージコンテンツ配信システム「FLOWシリーズ」に、LINE公式アカウントから直接コンテンツを配信できる機能を追加したと発表した。
「FLOW」は、Instagramの画像や映像を活用してデジタルサイネージ向けのコンテンツを配信するシステム。わざわざPCを開かずとも、使い慣れたスマホを使用するだけで配信の設定を行えるため、専門的な知識や複雑なノウハウを必要とせず、誰でも使える点が特徴となっている。その上、デジタルサイネージとSNSの連携によって、コンテンツ更新作業の負荷低減につながるのはもとより、利用者同士や店舗スタッフを交えてのコミュニケーションを促すなど、SNSの特性を生かした店舗紹介も可能になる。
今回、新たにLINEからも配信できる機能を追加。これにより、InstagramとLINEの2種類のSNSから、デジタルサイネージ用のコンテンツを配信できるようになった。
なお、従来機能であるInstagramとの連携機能は、これまで通りに使用可能。役割や目的に応じて両方の配信を切り分けて利用できるのも大きなポイントだ。このLINEからの配信機能は、6月14日(水)〜16日(金)に開催される展示会「デジタルサイネージ ジャパン2023」で公開予定。実際にコンテンツを公開する過程を紹介する、実演デモを行う予定だ。