【2月25日発売】新色グリーンを搭載し色域を19%アップさせたエコソルベント機が登場。新型プリントヘッドで生産性・画質も向上 エプソン販売

エプソン販売は11月12日、新色のグリーンを加え、本体デザインも一新させた64インチ対応のエコソルベントインク搭載機「SC-S9150」を発表した。標準価格は298万円(税別)で、正式リリースは2025年2月25日に決定した。

SC-S9150は、プリントヘッドのサイズとノズル総数が従来機「SC-S80650/L」に比べ、約1.3倍に増加した最新の「PrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッド」と、その性能を最大限に発揮できるインク吐出技術を搭載。従来機と比較して、出力スピードが最大11%向上している。

加えて、CMYKやオレンジ、レッドに加えて新たにグリーンインクを追加し、色域を最大19%まで拡大。コーポレートカラーをはじめとする厳密な色指定にも対応でき、従来機以上の圧倒的な表現力を実現したという。

さらに、塩ビ標準10Passの解像度を、1200×600dpiにまで向上させているため、標準Passでもバンディングの少ない印刷が可能に。より一層の高画質を達成するとともに、ホワイトインクのノズル数も従来機の2倍にまで改善されるなど、生産性もアップさせている。

このほか、高い搬送精度や布ワイパーによるヘッド周辺の自動清掃といった従来通りのスペックは据え置きのまま、多彩な便利機能を追加。ノズル抜けを自動検知し補完するシステムをはじめ、印刷前にメディア表面に付着したごみや埃を取り除くメディアクリーナーなど、安定稼働を支えるさまざまな新機能によって、製作現場をサポートしていく。

本体デザインも高さを約300㎜低くし、圧迫感を軽減。作業空間の見通しが良くなり、空間の邪魔をしないように考慮されている。併せて、見やすく使いやすい4.3インチのタッチパネルも搭載。重いロールを簡単にセットできる「メディアリフター」を用意し、かつ膝をついたまま姿勢を変えずにメディア交換作業を行えるようになるなど、ユーザー目線での使い勝手も向上させたマシンとなっている。

メディアリフターで、重いロールも簡単にセット可能。作業時の負担を軽減する多彩な機能を持つ

■ 2月22日に記事の一部を修正・追記しました

関連記事

  1. コロナ禍の時流を反映したデジタルサイネージの最新技術や活用事例が一堂に集結、DSJ2021

  2. 顔料インクと前後処理液を同時印刷できるインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」を発表 京セラ…

  3. 新しい総合カタログ「Graphical vol.10」をリリース。環境配慮製品や特殊粘着メディアなど…

  4. 「三菱UFJ銀行」に行名変更。各支店の突き出し看板は約半数が衣装変更されずに撤去

  5. 空港での広告接触によるブランドリフト効果を調査、その結果を明らかに PORTO

  6. 地域の子どもたちの教育に寄与するオブジェと解説板を動物園内に寄付、キョウエイアドインターナショナルと…

  7. 2019年4月の大阪三行合併で約400支店の看板架け替え見通し

  8. 【フォトレポート】page2025

  9. 渋谷と戎橋の大型屋外広告ビジョンで日本初の本格3D広告映像を放映開始、ヒット

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP