ジェイアール東日本企画のjeki応援広告事務局は4月5日、「応援広告」の検索や申込み、決済までをWeb上で完結できるECサイト「Cheering ADオンライン(チアリングアド オンライン)」のサービスを開始すると発表した。
「応援広告」とは、一般消費者が屋外メディアや交通広告、デジタルサイネージなどを活用して、自身の好きなアイドル、アニメキャラクターなど、いわゆる“推し”を応援する取り組み。企業のPRなどとはまた違った新たな広告手法として中国を中心に流行し始め、近年は国内でも、広告代理店、デザイン会社といった多方面の業種から注目を集めている。
jeki応援広告事務局は、2021年から応援広告に関するサービスを開始。昨年度の応援広告の掲出実績は300件以上を数え、ユーザーからも高い評価を得ているという。
そんななか、新たにオープンしたWebサイト「Cheering ADオンライン」は、誰でも簡単に応援広告の掲出申し込みを行える使い勝手の良さが最大の特徴。広告媒体の検索から申し込み、支払いまでを、難しい操作もなくサイト上で完結できる。
応援広告で人気のエリアはもちろん、アイドルのライブ会場付近、予算の絞り込みなど、詳細な検索機能も網羅。支払いは銀行振込のほか、クレジット決済にも対応し、細かい要望や質問にもすぐに対応できる、チャットボット機能も用意するなど、ユーザーを助けるサポート体制も充実している。さらに、「推し」の所属事務所や権利元などへの複雑な許可取り、素材の使用交渉については、jeki応援広告事務局が全て代行してくれるのもポイントだ。
取り扱っている媒体の数も豊富で、駅ポスターや屋外ビジョン、付箋広告など、日本全国のさまざまな種類・価格帯を用意している。このほか、グランドオープンしたばかりの「アニメイト池袋本店」に設置してある媒体や、大阪・梅田の商業施設「HEP FIVE」、スマホ向けメタバース「REALITY」内の空間掲出など、話題のリアル店舗からデジタル空間もラインアップ。今後も“推し”をもっと盛り上げられるよう、精力的な活動を続けていく構えだ。