Wanna technologies(ワナ・テクノロジーズ)は、iPadの画面上に広告を掲出し、それを背負って歩く一般人を動く媒体とする新しい屋外広告の形「Stchar !(ストチャー!)」を開発。同サービスの2021年リリースとチーム体制の強化を目的に6月7日、1,100万円の第三者割当増資を実施した。
Stchar ! は、屋外広告を出稿したい企業とお金を稼ぎたい一般ユーザーをマッチングし、広告を表示させたiPadをユーザーが背負うことで、広告報酬を得られるシステム。「歩いて稼ぐ広告バイト」をキャッチコピーに、面接や選考なしで、Webサイトに登録すればすぐにユーザーになれるのを強みとしている。
また同社は、学生だけで組織されているのも大きな特徴。安定した収入源を持っていない学生が遊びながらお金を稼げるよう、即日報酬が手に入るこのシステムを考案したという。
第三者割当増資を実施したのは、企業のスタートアップを支援するEastVentures(イーストベンチャーズ)。DXを活用した人材サービスを手がけるディップの主催する学生の起業スタートアッププログラム「GAKUcelerator(ガクセラレーター)」で最優秀賞を受賞したStchar ! を見て、将来的な可能性を感じたそうだ。
Wanna technologiesはStchar ! を通して、ユーザーとクライアント企業の双⽅にとって利便性の⾼いサービスを提供し、より楽しく生きられる社会の実現を目指していく。