経済産業省は7月20日、「JIS Z8210(案内用図記号)」の改正案について、日本工業標準調査会の審議を経て公示した。案内用図記号とは、いわゆるピクトグラムで、言葉によらない、目で見るだけで案内を可能とするもの。
この目的は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、日本人だけでなく外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするため。具体的には、7 種類の案内用図記号を変更し、15 種類の新しい案内用図記号及び「ヘルプマーク」を追加した。
ISOに整合したピクトグラムは、駐車場、手荷物受取所、救護所、乗り継ぎ、ベビーケアルームで、2 年間の移行期間(2017.7.20~2019.7.19)を経て、JIS から削除される。