ブラザー工業は、2018年4月にリニューアルした名古屋市瑞穂区にある本社ビルの塔屋看板について、環境省提唱の「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に賛同し、6月21日から7月7日まで点灯を中止すると発表した。同時に、東京都中央区にある東京支社ビルの看板も消灯する。
名古屋のランドマークとも呼ばれた本社ビルの塔屋看板は、2011年3月の東日本大震災発生から18年3月まで電力抑制のために点灯を中止していた。ようやく18年4月、4代目の看板として意匠を新たに再点灯。デザインは「brother」のロゴを象ったLED内照式のチャンネル文字を中央に、背景はコーポレートカラーでまとめられたものとなった。
6月21日は、普段日没から夜8時まで点灯しているブラザー工業の新看板は消灯したままとなった。7月7日までのライトダウンキャンペーン期間中、本社ビルに加えて東京支社ビルの看板の明かりも消える。同社は04年の第2回キャンペーンに初めて加わって以来、今年で15回目の参加。4月のLEDチャンネル文字への全面リニューアルからは初となる。