ネイキッドは8月下旬、東京・豊洲の日本ユニシス本社ビルの壁面を活用し、都内初となる広告宣伝映像のプロジェクションマッピング投影を実施する。
これは、都が主管する「プロジェクションマッピングに係る屋外広告規制の取扱基準(案)」の取りまとめに伴う実証実験となっている。
今回の検証内容は、交通安全性、景観への影響、近隣住民の反応、プロジェクターの性能、ビル内の明るさの5項目。交通安全性の検証では、信号機や道路標識の効用阻害、運転者への幻惑などについて、定点カメラと車載カメラで確認するほか、アイトラッキング検証も予定している。近隣住民へは、アンケートも実施する。予定されている投影時間帯は、19:30〜21:30頃。
ネイキッドでは、これまでも東京の街を舞台としたアート空間体験型イベント「TOKYO ART CITY BY NAKED」を渋谷や台湾などで開催したほか、大阪府堺市「子どもアートプロジェクト」や佐賀県「アート県庁プロジェクト」など、さまざまな街づくり演出を手がけている。