パナソニックとパナソニック システムソリューションズ ジャパン、東京電力パワーグリッドと東電タウンプランニングの4社は、東京都港区の協力を得て4日から、東京電力パワーグリッドが所有する歩道上の配電地上機器を活用したデジタルサイネージによる情報発信の実証実験を開始した。
配電地上機器を活用したデジタルサイネージの実証実験を歩道上で行うのは、国内初の取組み。
実験では、2018年4月4日から19年3月までの間、JR田町駅前に設置されている配電地上機器の上部に、4社が共同で企画・開発する専用のデジタルサイネージ「ストリートサイネージ(R)」の設置とあわせ、機器本体へのラッピングによる表示も行う。
表示の内容は、区政に関する情報、広報番組、地域イベントなどの港区の情報を配信するとともに、緊急災害時には日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語で、警報や注意情報をリアルタイムに配信する。
4社では実験を通じ、2020年へ向けた配電地上機器を活かした情報発信の有用性や実現性について検証する方針だ。
【実証実験の概要】
期間:2018年4月4日(水)~2019年3月
地域:港区芝浦3丁目 JR田町駅東口付近
放映時間:午前5時~翌午前0時