新宿駅東西自由通路の大型デジタルサイネージが放映開始。音と光を組み合わせた多彩な空間演出が可能に

JR東日本は5月10日、新宿駅東西自由通路に設置されたデジタルサイネージ「新宿ウォール456」の稼働開始を発表した。初回の広告放映として、パナソニックの販売する空気清浄機「ナノイーX」を訴求するという。

同ビジョンは、空間演出型媒体とするのを目的として昨年12月に設置された大型サイネージ。加えて25面に及ぶ柱面サイネージ「J・ADビジョン新宿駅東西自由通路」や、天井面への間接照明、16カ所の音響装置を組み合わせた演出により、空間全体で一体感のある表現が可能だ。サイズは、国内最長となるW45.6×H1.7m。環境演出には、カナダ・モントリオールに本社を構え、世界各国で400以上のプロジェクトを展開する、Moment Factory社を起用する。

今後も「新宿カラーバス(色彩に包まれる)」を空間のコンセプトにし、光や音、映像を連動させたさまざまな情報発信を行っていくというJR東日本。通常の広告はもちろん、各種イベントや地域観光名所のニュース、災害情報、新宿をモチーフにしたアートなどを発信していく予定だ。

媒体の詳細は以下の通り。

■新宿ウォール456
サイズ:W45.6×H1.7m
仕様:COB(Chip On Board)タイプ LED ディスプレイ(ドットピッチ:1.58㎜)
特徴:①衝撃に強く傷つきにくい ②高精細 ③高い安定性 ④メンテナンスが容易
放映形式:広告枠3分ロール放映、30分に1回環境演出放映
音声:出力可能(同空間に新設する「J・AD ビジョン新宿駅東西自由通路」と同時購入の場合のみ)

■J・AD ビジョン新宿駅東西自由通路
サイズ:70インチ
面数:25面
仕様:フルハイビジョン規格液晶モニター
特徴:時間別、曜日別、面別にコンテンツの変更が可能
放映形式:広告枠3分ロール放映、30分に1回環境演出放映

関連記事

  1. 渋谷PARCO 話題のAKIRA工事仮囲い第二弾が披露

  2. 掲出先での看板デザインの見え方を事前に確認できるMRアプリ

  3. 東急エージェンシー、ソフトバンクなど5社 データ活用で広告価値を算出する実験を実施

  4. デジタルサイネージの遠隔管理が月額500円で可能に!クラウドサービスの格安サブスクプランを提供開始 …

  5. アライデザイン工芸 看板用出力物の発注サイト「インクジェットパートナー」を開設

  6. 9月13日と14日にデジタルプリントの資機材展「Digital Printing Expo 2023…

  7. 高田馬場駅に大正製薬初の単独LEDビジョンが登場、10月1日に稼働開始

  8. 19年世界総広告費の予測は6250億米ドル。屋外/交通媒体の成長率も上方修正

  9. 渋谷駅に「文字だけ」の大型広告

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP