アド近鉄は6月1日、SDGsへの参加を呼びかける国内初となる募金型デジタルサイネージを近鉄の大阪阿部野橋駅構内に設置した。
この募金型デジタルサイネージは、同社が進める「駅からはじめるSDGsプロジェクト」の一環。国連が定める持続可能な開発目標であるSDGsのなかから支援する目標を月替わりで設定し、その活動に取り組む協賛企業を紹介するとともに、駅利用者に寄付を募る。筐体右上のモニターには賛企業の紹介映像が流れ、左部のモニターには募金するとアニメとメッセージが表示される。
初回は、目標8の「働きがいも経済成長も」をテーマとし、大阪市内の大手建設会社・奥村組の協賛のもと、障害者の労働環境改善に取り組む認定NPO法人DPI日本会議へ寄付される。
アド近鉄は、1日の乗降人員が16万2千人を超える大阪阿部野橋駅で情報発信することで、SDGsの認知度をより一層高めていくだけでなく、日常生活の場にある駅だからこそ、駅利用者が「楽しく」「気軽に」SDGs活動に参加してもらえるような取り組みを目指すとしている。