Web上で自分のアバターを自由に動かし、ほかのユーザーとコミュニケーションが取れるバーチャル空間の開発を行っているoViceは1月17日、全国各地の駅構内や電車内、タクシー、エレベーターに屋外広告を掲出していくと発表した。広告のキーメッセージは、「5秒出社」。いつでも好きな場所で働けるヴァーチャルオフィスを提供する同社が、働く場所についての改革を推し進めていく。
広告は、JR新宿駅の西口広場に掲出。1月24日(月)から、東京、大阪、名古屋、福岡の各駅に随時展開していく予定だ。
同社が提供する「oVice」とは、Web上でユーザーのアバターを構築し、ほかのユーザーと自由に会話できるヴァーチャル空間。主にオフィス空間としての活用を進めており、PC上で特定のURLにアクセスするだけで出社が完了するため、通勤時間を必要としない特徴を持つ。
今回は、屋外広告の掲出と合わせて、日本経済新聞・読売新聞・朝日新聞でも広告を展開。導入を検討するユーザーに向けて、ダウンロードするだけでそのまま社内での説明に使える「導入検討資料」をPRする内容で、利用者のさらなる増加を目指していく。