ソイテックスジャパンは、自社で販売・施工を手がけている主力製品「プロジェクションフィルム」に、新商品を追加したと発表した。ラインアップに加わったのは、コロナ禍で需要が高まった、抗菌・抗ウイルスコーティング仕様。ウイルスの増加を未然に防げると同時に、飛沫感染を防止したり、パーテーションとして活用できるという。
同フィルムは、通常時は不透明ながら、スイッチひとつで電気を流すと透明になる、ガラス装飾に最適な調光フィルム。優れた透明性を持ちながら遮蔽性に優れ、紫外線も99%以上カットする特徴を持つ。
ガラス面に貼れば、実質的に飛散防止フィルムとしての役割も果たせるほか、プロジェクターと組み合わせれば映像を投影できるため、デジタルサイネージのような使い方も可能。湾曲した面や丸形の窓など、特殊な形状にも施工できる。オフィスや住まいの環境改善から、訴求力の高いPR展開まで、幅広く活用できる製品となっている。
新たに発表した抗菌・抗ウイルスコーティング仕様の製品は、主に持ち運びが可能な移動式パーテーションとしての活用を模索。簡単にON/OFFの切り替えができるスイッチ機能付きのコンセントや、持ち運び用バッグなども付属し、包括的な提案を行っていく構えだ。