ドローンを活用した屋外広告物の赤外線診断サービスβ版をリリース。併せて実証実験のモデル企業も募集開始 ハーヴィッド

LEDビジョンやデジタルサイネージを中心とした屋外広告を展開するハーヴィッドは12月2日、ドローンを活用した屋外広告物の赤外線診断サービス「AIR INSPECT(エア インスペクト)」の β版をリリース。併せて、先行実証に向けたモデル企業の募集を開始したと発表した。

>>>詳細はこちらから

「AIR INSPECT」は、ドローンと赤外線技術の組み合わせによって、法令に基づいた屋外広告物の定期点検を安全かつ低コストで行えるのが最大の特徴。これまでの点検で必要とされた人員や作業車、大型機材などといった準備を必要とせず、ドローンによって高所の看板であっても細部にわたって錆・腐食状況を調べられるため、より効率的な解析が可能となる。看板の老朽化による脱落事故などを未然に防ぎ、街や人々の安全に寄与するのを目的に開発されたそうだ。

ドローンによって、ワンストップで看板の点検ができるようになる

今後は、ハーヴィッドが本社を構える新潟県を中心に、同製品を用いた点検事業を展開。塩害の被害も大きい同地域の看板を通して、多様な劣化や変状のデータを蓄積していく。

なお、製品のリリースと合わせて、実証実験を目的としたモデル企業の募集も開始。5社を目安に募り、それらの企業と連携しながら、より一層のサービス向上に努めていく。モデルとして採用された企業には、ドローン×赤外線×屋外広告士による点検作業や、点検写真、検証結果など、「AIR INSPECT」のサービス一式を無償提供するという。

モデル企業募集の詳細は以下の通り。

■対象となる募集企業
・新潟県、長野県内に高所点検が必要な屋外広告物を有する企業
※自立看板、袖看板、屋上看板など種類は問わず
■応募要件
1.実証実験であると理解していること
2.立地や屋外広告物の状況写真を提供できること
3.同社が運営するSNSアカウント、及びWebサイト内にて画像や動画の掲載に協力すること
■スケジュール
募集期間/2022年12月1日〜2023年3月31日まで
※実施⽇程については状況や天候などを考慮し決定
>>>申し込みはこちらから

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

  1. 【発表会全容】次世代プリントヘッドとホワイトインク搭載の第4世代機「HP Latex 700/800…

  2. ボラギノールシリーズの新製品をPRする屋外広告を都内の各所で展開。電車内ジャックや新テレビCMの放送…

  3. impactTV 小型デジタルサイネージの下取り・買い替えキャンペーンを開始

  4. 2月から6.75m以上の高所作業でフルハーネスが義務化。U字つり胴ベルト型は不可に

  5. 「建設業の2024年問題」に関する調査結果を発表。労働時間の上限規制をしっかり理解しているのは14%…

  6. コンテンツ制作とデジタルサイネージ本体がセットになった月額制サービス「MONI-PA」を開始、アーバ…

  7. 電通 「2017年 日本の広告費」を発表。屋外広告は3,208億円と微増

  8. 渋谷駅に「文字だけ」の大型広告

  9. 2019年4月の大阪三行合併で約400支店の看板架け替え見通し

人気記事 PICK UP!

PAGE TOP