ケシオンは9月13日、屋外広告媒体の広告接触者数や属性を数値化できるWebサービス「OOH-ATLAS」の新サービスとして、レポート作成プランを追加したと発表。より細かな情報を計測・分析できる「OOH-ATLAS レポートサービス」を開始した。
同サービスは、広告の掲出期間中に実際に接触した人数や性別・接触者推定居住地などといった属性をGPSによって把握するもの。そこで得たデータをグラフ化し、人流マーケティングデータの報告書をレポート形式で作成するサービスが今回新たに追加された。長らく「効果測定が難しい」と言われてきたOOHメディアの分析を可能にするとともに、広告戦略策定、費用対効果の検証を容易にするシステムとなっている。
具体的に数値化できるデータは、延べ通行量、リーチ数(ユニークユーザー数)、リピーター率、平均フリークエンシーなど多数。また、性別割合や推定居住地・勤務地ランキングも提供可能だ。必要な期間、場所を絞ってのレポート作成もできるほか、「その日その場所に何人いたか」「何人が見たか」「何回見たか」「何度も見た人の割合は」など、より細かな効果測定も行える。
さらに、2週間分のレポート作成が基本料金1万5,000円、1カ月分は2万円と、リーズナブルな価格帯としているのもポイント。同社は今後も、ユーザー目線に特化した使いやすいサービスの提供に力を注いでいく。