タックスとキラックスは6日、「PDFCフィルム」(調光フィルム)を活用した屋外サイネージの普及を加速させるため、協業していく事を発表した。
タックスはタクシー車内モニター「TAXI TV」などを手がけてきた名古屋の広告会社。近年はタクシー配車サービスにおける広告事業にまで業容を広げ、名古屋市認定事業やライブ配信アプリ「SHOWROOM」の広告展開なども行っている。
一方、キラックスは「人造竹皮」の製造メーカーとしてスタートし、現在は包装資材の総合商社として、幅広い業種の顧客から支持されている。また、長時間の保冷・保温を可能にした定温物流容器や、ガラスに曲線美を与える曲げ加工など、常に新しい視点で挑戦を続けている。
実際に使用する製品は、電気のON/OFFで、透明/不透明(乳白色)を切り替えれるPDFCフィルム。例えば事業所の窓ガラス面にフィルムを施工した場合は、営業していない夜間にプロジェクターで自社の広告を投影したり、媒体として販売したりと、さまざまな活用方法を提案していくとしている。さらに、同フィルムを利用した屋外サイネージを低コストで手軽に導入できるよう準備を進めているそうだ。正式なサービス開始は12月中旬頃を予定している。