2月から6.75m以上の高所作業でフルハーネスが義務化。U字つり胴ベルト型は不可に

厚生労働省は2019年2月1日、労働安全衛生法施行令(安衛法)と労働安全衛生規則(安衛則)の一部を改正し、施行した。
この政省令改正により、高さ6.75m以上の高所(建設業では5m以上で推奨)では、使用する墜落制止用器具(旧名称:安全帯)を「フルハーネス型」に原則化される。

「墜落制止用器具」として認められる器具 出典:厚生労働省

墜落制止用器具は、フルハーネス型を原則とし、高さ6.75m以上の作業で着用を義務付け。建設業では、5m以上でフルハーネスを推奨する。
看板の設置などで使う高所作業車でも、高さが6.75m以上のバスケット内で作業を行う際は、フルハーネスを装着することが求められる。ただ、既定の高さ以下では、「胴ベルト型(一本つり)」を使うことは認められている。

また、フルハーネスの義務化に伴い、墜落制止用器具自体の性能規格も見直される。2022年1月以降は、新規格に適合しないものはフルハーネス型であっても、高所作業では使用することができなくなる。

現行の規格品製造は、2019年7月末までだが、2019年8月以降は販売のみ。販売自体も旧規格は2022年1月1日までとなる。

経過措置(猶予期間) 出典:厚生労働省

関連記事

  1. 郵便局の店頭に屋外広告を掲出できる新プランが登場! 全国各地への一斉展開や地域を絞った展開も可能に …

  2. 阪神甲子園球場の開場100周年を祝う多彩な記念事業を実施。イルミネーション点灯のほか、デジタルサイネ…

  3. サブスク契約でデザインを代行するWebサービス「助太刀丸」に新プラン登場。利用料が1カ月無料になる特…

  4. 昭和時代の駅前の象徴「伝言板」が復活! 多種多様な手書きメッセージを届けるポスターが全国47都道府県…

  5. 都内のLEDビジョン9カ所で同時に動画配信する新サービスを開始。期間限定で月額1万円の格安プランも用…

  6. 1日単位でデジタル広告を購入できるオンラインサービスを開始、ヒット

  7. 新型コロナに対する企業の意識調査。63.4%が業績に「マイナスの影響」見込む

  8. クレスト 店舗ディスプレイの効果測定に加え、店舗内の動線分析も可能に

  9. YouTubeLiveによる業界オンライン展示会を6月1日15時から開催、ミマキ

人気記事 PICK UP!
PAGE TOP