ポータブル電源やソーラーパネルを販売するJackery Japanは12月14日から20日、JR品川駅にプロジェクションマッピングによって動画コンテンツを配信できるフラッグ広告を掲出。同社はJR品川駅で実施される、新たな広告手法の可能性を模索するという実証実験に賛同。今回、広告掲出という形で参加したという。
媒体は、中央改札内にある大型フラッグ3基6面のうち1面(写真右手前)を活用。駅改札内にあるショーケース上部にプロジェクターを2台設置し、フラッグ面に対して同じ映像を重ねて投影することで、駅構内でも視認可能な明るさを実現している。これまでのフラッグ広告では難しかった、曜日・時間帯別での素材切り替えや動画放映が可能となるため、新しい広告手法として期待されているそうだ。また、ショーケース内部にフラッグと連動した製品を展示し、その親和性の確認する実験も行う。配信システムなどに関する実験は、パナソニックシステムソリューションズジャパンと富士フイルムイメージングシステムズの2社と連携して実施されるという。
ジェイアール東日本企画では、実証実験の成果を踏まえ、従来の交通広告と新技術を融合させた新たな広告展開を「共創」という形で実現。今後は広告主の多様なニーズに応えていくとしている。