大手町、丸の内、有楽町エリアに「まちの一部を切り取った」266枚のアートフラッグを掲出、大丸有エリアマネジメント協会

東京都の大手町、丸の内、有楽町エリアで区民一体となったまちの魅力づくりに注力しているNPO法人「大丸有エリアマネジメント協会」は5月20日、アートプロジェクト「東京フォトグラフィックリサーチ」とのコラボレーションによるフラッグ広告「POLYPHONIC REFLECTIONS」をまちなかに展開していくと発表した。同エリアを対象に街路灯柱266枚、16種類のフラッグが随時掲出される予定だ。

「東京フォトグラフィックリサーチ」とは、最先端の写真・映像といった芸術作品を有志のアーティストたちによってさまざまな形式で発表するアートプロジェクト。写真家・小山泰介氏をはじめ、現代美術家や建築家、メディアアーティスト、音楽家、デザイナー、編集者など20名を超えるメンバーが参加している。

アートフラッグは、アーティストたちが表現する「言葉」と「写真」の2つの要素で構成。同エリアを訪れたさまざまな人たちから発せられた言葉をベースにした多彩なワードと、このエリアを構成する建築物や空間、人々、一瞬の光の姿をとらえた写真を組み合わせ、「まちの一部を切り取った」フラッグ広告となって、街並みに新しい風景を生み出していく。

アートフラッグの設置によって、エリアに訪れる人々に刺激的な感性や好奇心を想起させ、新たな「気付き」や「発見」を生み出すのはもちろん、豊かな社会活動や都市生活を送るきっかけをつくっていくのを目的としている。

大丸有エリアマネジメント協会が、同エリアのフラッグ広告を掲出する大規模な取り組みは、今回で3回目。2018年には、来街者や就業者が持つ多様な視点をテーマにしたフラッグ広告、2020年には、コロナ禍で頑張る人たちに向けた応援メッセージ広告をそれぞれ掲出している。今回のアートフラッグも過去2回と同様、まちに住む人たちの笑顔に少しでもつながればと、意気込みを語った。

アートプロジェクトに参加する写真家・村田啓氏によって、同エリアのフォトジェニックな写真を選定。フラッグのデザインとして採用された

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