日本の伝統デザインとデジタルプリント展。10月28日まで飯田橋のアートギャラリーで開催中、LSS

リンテックサインシステム(LSS)は10月20日(水)〜28日(水)、「日本の伝統デザインとデジタルプリント展」をJR飯田橋駅近くのアートギャラリー・ii-Crossingで開催している。今展では、異なる風合いのさまざまなIJメディアによって、日本の美意識を現代的な感性でデザインする京都・森林堂の作品群を表現した。出力には、エプソン販売の水性顔料インク搭載プリンター「SC-P20050」とレジンインク搭載プリンター「SC-R5050」を採用している。

プリンテリア WASHI 白糸/落水で表現した京都・森林堂の「稲流水」

注目作は、本物の和紙を使ったデジタルプリント壁紙「プリンテリア WASHI 白糸/落水」で表現した京都・森林堂「稲流水」と、襖紙を使った「プリンテリア FUSUMA Gold」による同「したれ桜」の2枚。プリントには、墨の濃淡さといった和の雰囲気を際立たせるため、黒だけで4系統5種類の水性顔料インクを搭載するSC-P20050を採用した。サイズは稲流水がW3,000×H2,320㎜、したれ桜がW2,760×H2,320㎜。

水性顔料インク搭載プリンター「SC-P20050」

20日〜22日の3日間には、来場者がサンプルを持ち帰れるSC-P20050の出力デモンストレーションを実施。メディアは、プリンテリア FUSUMA Goldをはじめ、オレフィン系のプリンテリアOW、フリース系のプリンテリアFなどの環境配慮型を使用している。

ii-Crossingの案内役を担うSIG事業部の長谷川友花さんは、「今回は、使用するメディアによって作品の印象が大きく変わるのだと実感できる展示内容になっています。ぜひ足を運んでいただき、素材との組み合わせ次第で無限に広がる表現の幅を体感してほしいです」と語る。

プリンテリア FUSUMA Gold(上)とプリンテリア WASHI 落水

■ ii-Crossingの概要

  • 住  所:東京都千代田区飯田橋4-6-2 東洋美術印刷本社1階
  • 営業時間:平日10時〜17時
  • 入 場 料 :無料

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