【IGAS2018 レポート.5】エプソン、ACS、ローランド

エプソン販売

現在最も国内販売台数を伸ばす、多色低溶剤インクジェットプリンター「SC-S80650」による出力デモンストレーションを展開。同機は、レッド搭載9色インクにより質感表現のリアリティが求められる領域にも対応可能な表現力を持つ。その色再現性は溶剤機ながら、国際的な標準指定色・PANTONEカラーチャートの98.2%をカバーする。

昇華転写プリンター「SC-F9350」も出展し、エプソンインクとヘッドによる信頼性の高いプリント品質に加え、アパレルやソフトサインに欠かせない洗濯堅牢性や耐汗性の高さも訴求した。


ACS

純国産のマルチカッティングマシン各種を実機展示。2モーター駆動やタイミングベルト方式の採用により、あらゆる素材に対応するASシリーズからは、平型タイプの「AS2016F」を出展した。一方、8㎜厚までの段ボールや紙器の加工用途に絞り込み、導入しやすいローコストモデルのZシリーズからは、縦型タイプの「ASZ2016S」と平型タイプの「ASZ1209F」を披露。

会場では、ベルトコンベア搭載機の自動給排紙による無人化カッティングのデモンストレーションも展開した。


ローランド ディー.ジー.

大きく生産性を向上させた量産型のUV-LEDフラットベッドプリンター「VersaUV LEF-300」の拡張カスタマイズモデルにあたる、最大印刷範囲800×800㎜の「MR-008」を出展。同機の対応素材は厚手から薄物まで広範にわたり、ABSやポリカーボネートのほか、TPUや革といった柔らかい素材にもダイレクトプリントを可能にしている。

ロールメディア対応のUV-LED機からはプリント&カット機「VersaUV LEC-300」を実機展示。グロス・マット仕上げ、厚盛り印刷、高濃度白インクといった多彩な特殊印刷の表現力をアピールした。


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